犬と猫と水分とゼリー
2021年02月06日(土)
こんにちは😊
ペット食管理士の宮下です🐶
我が家のハク様の寝姿🤣
こちらはペットシッターでお世話に伺っている猫ちゃん達用に作った鶏胸肉のスープゼリーです。
飼い主様のご家族の方から、食事の調整を任されているのですが、空気の乾燥が酷い季節なので水分不足が気になったので作ってみました😃
はい❗️
食べません🤣
ずっと市販のフードやおやつを食べていた子は、手作りの味や匂いの薄さは物足りないのですよー😅
まあ、想定内です👍
必殺❗️
チュール混ぜ🤣🤣
ガツガツムシャムシャ🐱🐱🐱
完食です👌
あえてゼリーにしたのは、飲むより食べる方が自然に水分補給できると思ったからです。
生き物の体は60%〜80%は水分で出来ています。
ワンちゃんの1日に必要な水分は体重5kgだと約450ml、猫ちゃんは体重4kgだと約260mlと言われています。
食べ物にも水分は含まれているので、全部が飲み水ではありませんが、水分含有量が
ドライフード…約10%
ウェットフード…約75%
手作りごはん…約70〜80%
なので、これを差し引いた分を飲み水で補わなければいけないということになります。
ワンちゃん猫ちゃんに多い尿路結石の多くは水分不足が原因と言われています。
多分、ドライフードをメインにしているおうちが多いと思いますが、水分をこんなに飲み水でとれていますか?
人間と違って、水分不足は体に悪いからたくさん飲まなくちゃとかは思わないはずなので多分水分は足りていないと思います。
1日だけの問題ではないので、毎日少しの水分不足が積み重なるとものすごい水分不足ってことになりますよね(←語彙力😅)
体の不調に繋がるのも不思議ではありません。
もし市販のフードにするならふやかすか、出来るならウェットフードの方が良いのです。
特に猫ちゃんは腎臓系や泌尿器の病気を抱えてる子が多いと思いますが、それはワンちゃんよりも水を積極的に飲む習性が無いからなのではないでしょうか?
療法食にするより、まずは水分をとってもらえるように工夫する。
飼い主さんが工夫してあげた方が良いのです。
動物を飼うということは、手間もお金も時間もかかるのが当たり前なのです。
今まで当たり前と思っていたことを、一旦リセットしてみるというのはどうでしょうか?😁
メリットがたくさんあると思いますよ〜🥰